CROSS POINTの根幹技術は
・カーボンファイバーコンポジット成型
・メッキ処理
・ターミネート処理
これらの領域において当社は他社の追随を許しません。

★カーボンファイバーコンポジット成型

今現在オーディオ業界でカーボンファイバーコンポジット製品を取り扱うメーカーは数多く存在します。
しかしながら、それらは決してオーディオ用にオーダーメイドされたものではありません。
カーボンファイバーコンポジット成型に用いられるプリプレグは、弾性率、強度、樹脂量において幅広いレンジを持ち、またスペックは同じものでありながらメーカーごとに繊維やエポキシの特性が違ってきます。
当社はそれら全てを知り尽くした中で、用途に応じ、またグレード(※)に応じプリプレグを使い分け、完全オリジナルのカーボンファイバーコンポジット成型を行っています。
また、オーディオ再生におけるエポキシ樹脂のネガティブな要素を取り除くプログラムを追加する事で、世界では当社だけが持つ完全オリジナルのカーボンファイバーコンポジット製品が作り上げられます。

※ Flare仕様はハイスペック仕様となります。


★メッキ処理

オーディオにおけるメッキはバルク(金属本体)の代替えでしかありません。
金メッキなら金無垢の代替え、銀メッキなら銀無垢の代替えでしかありません。
コスト的問題、物理特性的問題(弾性)などの理由でメッキをしてるというのが現実です。
設計者の立場では金メッキは金無垢の音、銀メッキは銀無垢の音がして欲しいというのが理想です。
しかしながら、メッキ処理を行う母材、電解液、メッキ積層方法、メッキ厚・・・等により音は大きく違い、同じメッキでありながら多種多様な音が存在します。
当社のメッキはCNT複合銀メッキ(※1)と金メッキ(※2)の2種類が存在します。
(CNT複合銀と言うバルクは存在しませんが)当社が考えるCNT複合銀無垢
当社が考える金無垢
これらを達成するために当社は母材それぞれに応じた完全オリジナルのメッキプログラムを用いメッキ処理を行います。
このメッキプログラムは正攻法でありながら独創的で他メーカーの追随を許しません。

※1 CNT複合銀メッキは、地上で最も電気抵抗の低い金属である銀よりも更に低い接触抵抗を誇ります。開発企業(サン工業)の担当エンジニアとの協業により、当社オリジナルのCNT複合銀メッキが行われています。当社ではFlare製品にこのメッキが用いられています。
※2 金メッキを用いる理由は化学的安定性(=電気的安定性)と、人間工学的音質の安定性です。当社では金メッキを行う際に7〜8工程のプログラム用い処理を行っています。


★ターミネート処理
ケーブル作成における端子とワイヤーのターミネート処理(※)には当社オリジナルのハンダが用いられています。
当社と他2社の協業で作り上げられるそのハンダは低い接触抵抗を誇り、電気的特性に優れると言われるハンダとの比較では約2分の1の接触抵抗を示しました(某国立大での測定)。
また温度上昇における電気抵抗上昇の幅が3分の1であることも報告されています(某太陽光パネルメーカーからの報告)。
この大きなアドバンテージを絶対的ものにする為、特許取得等の技術開示は一切行っていません。
当社の技術的アドバンテージはこれからも続くことを意味します。

※ Flare仕様とEN仕様の2種類のハンダが存在し、Flare仕様のターミネートをENF処理、EN仕様のターミネートをEN処理としています。

★その他

金属加工、ケーブル設計等においても当社にはこだわりがあります。
しかしながらそれは当社オリジナルのものではなく、生産コストを無視しただけのものである為、根幹技術には入れておりません。


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